sun and moon

since’06.11/25 。HP復活しちゃいました。こちらはtext blogです^^
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しゃお☆しゃおの胸のうち・・・

►2008/07/27 12:47 

みなさま どーもです^^
更新じゃなくてゴメンなさいです。
お話の波に乗れないサーファーこと、しゃお☆しゃおです。

更新も最近ままならないのでblogランキングを一時お休みしようかと思います。
せっかくお越しいただいても ご期待に副えそうもないので・・・
とりあえず今月いっぱいまで参加させていただきます。
また参加できるような兆しがでてきましたら また再登録させていただこうかと思っています。
今まで愛のポチをありがとうございました^^
これからも引き続き応援宜しくお願いします^^

えっと・・・ですね。
二次創作はちょっとだけ のんびり更新になると思います。(今もですけど^^;)
そろそろ恋愛小説も書き始めたいので。
楽しみにしてくださっている方には申し訳ないのですが・・・。
しゃお☆しゃおにちょっとだけ時間をくださいね。
決して二次創作をやめるということではないので ご安心ください。
お話の波に乗ればガンガンUPさせていただきますので(笑)。


*The wind of the early summer TSUKUSHI side【さん】をただ今、執筆中です。
完結しているのですが何度も申しますように 
しゃお☆しゃおの処女作はお粗末すぎるので^^;
ですので次の更新はこちらのお話になります。・・・多分。
近々UPできたらいいなと思っています。

あっ、そうだ!
HPにtext blogにUPしたお話を収納しなければっ!
かなり溜まっているはず・・・
収納するお話の順番が前後するかとは思いますがお許しを。
今回は*The wind of the early summer TSUKUSHI sideの
プロローグと第1話をUPさせていただきました。


それからそれから。
deja-vuみぽこんちゃんにサイト開設1周年記念に献上したおはなしを
UPしていただきました。
くまちゃんがめちゃカワイイんです^^(まさにぴかのくまちゃんです^^)
ご本人も ご自分の名前がお話に出てきたとき かなり驚かれたようです。(当たり前ですね^^;)
受け取ってくれたみぽこんちゃんは 本当に心の広いお方です^^
是非、皆様も1周年アニバーサリーのお部屋に遊びに行ってくださいね。
しゃお☆しゃおは1周年記念は出産直後でしたので 何もできませんでした。
2周年目は何かできたらいいなぁ〜と思っています。


それでは次回の更新でお会いしましょう!


波待ちのしゃお☆しゃおでした^^




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しゃお☆しゃおのこと | Top ▲

淡雪〜Light snow〜 番外編・☆deja-vuみぽこんちゃん☆サイト開設1周年おめでとう記念作品^^

►2008/07/23 11:10 




〜ぴか☆ものがたり・ ぱーてぃーへいく・・・の巻〜












あさ はやおき して







おひさまに 「おはよう」っていったら  「おはよう」って わらってくれたよ。








おにわの おはなさんに おみずをあげたら 「ありがとう」って いってくれたよ。











かえでばぁばの だいすきな ぴんくのばらと 





ままの だいすきな ちいさなひまわりと





ぴかの だいすきな みどりのはっぱさんを 





ままと いっしょに ちょっきん したよ。














それでね、それでね。










ままが おはなさんたちを くるくるまるめて 






きいろの りぼんで かわいい ぶーけを つくったよ。












もりのくまさんを いっしょに うたいながら






ぴかにも ちいさな おはなで かみかざりを つくってくれたよ。















みみのうえに かみかざりを ちょこんと のせたら たまばぁばが






「こうして見ると 昔の椿様に似ていらっしゃる」って なみだを ながしてたよ。









ばぁば どーして ないちゃったのかなぁ?






ぴか いじわる してないのになぁ。







それとも なにか かなしいことが あったのなかぁ?



















これから ぱぱと ままの おともだちの おうちに あそびに いくんだよ。 










”みぽこんちゃん”っていう おなまえの おともだち なんだって。










とっても かわいい おなまえ だね^^










ものかきさんになった いっしゅーねんめの 





おいわいの ぱーてぃーが あるんだって。











ぶーけ よろこんで くれるかなぁ?










きれいって いってくれるかなぁ?










ぴかも おてつだいしたから よろこんでくれると うれしいなぁ^^














みんなは みぽこんちゃんって しってる?











ぴかは まだ みぽこんちゃんの おかお みたことが ないの。












どんな おねーさん なのかなぁ?








ままみたいに おうたが じょうず なのかなぁ?








ぴか みたいに かみのけを ふたつに むすんでるのかなぁ?









ぱぱ みたいに まつげが ながいのかなぁ?














みぽこんちゃんはね おはなしをかくのが じょうずなんだって。










ままが おはなを くるくるしながら おしえてくれたよ。










どんな おはなしを かくのかなぁ?










おもしろい おはなしかなぁ?










それとも こわい おはなしかなぁ?










ぴかにも おはなし かいてって いったら かいて くれるかなぁ?










そしたら くまちゃんと ぴかが ぴくにっくへ いく おはなしが いいなぁ。













あのね ぴかは くまちゃんの ぬいぐるみが だいすきなの。










だから きょうも つれて きちゃったよ。










ぴかの くまちゃん。










みぽこんちゃんにも くまちゃん みせて あげるんだ。










「ぴかちゃんの くまちゃん カワイイね^^」って いってくれると うれしいなぁ〜^^












くまちゃんの おなまえはね ”るいおーじ” って いうんだよ。










くまちゃんを くれた ”るい”は・・・ ”ねむり おーじ” なんだって。












だから ぴかが ”るいおーじ”って おなまえを つけてあげたの。












ままは 「アハハ・・・」って わらってたけど








ぱぱは 「何だよ、それ」って ぷぅって ふくれちゃったの。











ぴかは どーして おこちゃったのか わからなかったけど







ままの ちゅうで すぐに ぱぱは にこにこに なったよ。









ままの ちゅうって すごいな。









ぱぱに えがおの まほう かけちゃうんだもん。



















きょうはね ままが みしんで つくってくれた 





しろい わんぴーす きてるんだよ。










あかい ふーせんをもった くまちゃんの あっぷりけが 





とっても かわいいんだよ^^











おみせで うってる おようふくよりも 





ままが つくってくれた おようふくが いちばん すき^^










ぱぱが かってくれた おようふくの はんぶんは 






くろーぜっとで ねむってるよ。









ままが 「無駄遣いしないで!」って いつも いってるのに





ぱぱは がいこくに いくたびに た〜くさん かってきちゃうの。










こまった ぱぱ だよね。



















なが〜い おかおの くるまには 







るいと そーじろーと あきらも いっしょにのってるよ。










しげるちゃんと さくらこちゃんと ゆーきちゃんは  あとから くるんだって。













そーじろーと あきらは みぽこんちゃんに あうのが 







すご〜く たのしみなんだって。














ぴかも みぽこんちゃんに あうのが たのしみ^^







ゆうべは どきどきして なかなか ねむれなかったんだよ。







ようちしゃの えんそくみたいに うれしくて。













ぱぱたちは みぽこんちゃんが いちねんまえに 






ものかきさんに なってからの おともだち なんだって。










いいなぁ〜 ぴかも みぽこんちゃんと おともだちに なりたいなぁ。







なってくれるかなぁ?













ぴかを ひざの うえにのせた そーじろーが






「どーやって みぽこんちゃんを口説く?」・・・って あきらに こそこそ いってたよ。










そしたら あきらも にやって わらって そーじろーに こそこそ いってたよ。













「くどく・・・ってなぁに?」 って きいたらね・・・





























『ねぇ、 ぱぱ』














『ん?どーした?』












ままの おとなりに すわっている ぱぱ。








きょうは おしごと おやすみなんだって。













『ぱぱは いつ ままのこと くどいたの?』















『///なっ///』














『あ、ぱぱ りんごさんに なってるぅ^^ (総二郎)』















『///そっ、総二郎 、てめー! 









光(ひかり)に 変なこと 吹き込むんじゃねーよっ!///』














『ぱぱぁ、 くどくの たのしかった? (光)』


(*口説く=楽しい遊びだと教えられた光)













『楽しかった?って・・・




まぁ、それなりに結構 苦労したけどな』



(*愛娘には強気になれない ヘタレなパパ)














『へぇ、そうだったんだ (ママ)』















『何だよ、他人事みたいな顔しやがってっ!






俺がどんなに もきもき したのか 分かってんのかよっ!』















『司、それを言うなら やきもき・・・だろ?』














『うっせーなっ、あきら!』














『だめだよ、けんかしちゃ。







いつも いってるでしょ? 






かねもち けんかせず・・・って』













『ぴか、すげー言葉知ってるんだな。





それに比べて父親は・・・(あきら)』











『ほら ぱぱも ままも なかなおりの ちゅう して』














『『///ひっ、光///』』













『だって、 いつも なかなおりの ちゅう してるでしょ?』












『ふ〜ん、そうなんだ。






パパとママは いつも ちゅう してんのか (総二郎)』

















『うんっ^^』
















『へぇ〜。





ケンカするほど仲が良いって言うしな (意味深な総二郎)』













『ぴかが 「おやすみなさい」するとね、








ぱぱは ままのこと だっこして おへやに いっちゃうの』















『『///光!!!!///』』





























あ〜ぁ。








ぱぱも ままも りんごさんに なっちゃった。













あれぇ?










ぴかの ”るいおーじ”が いなぁい。









どこに いっちゃったんだろう?








ままの おとなりに すわってたのにぃ。













あぁ!












るいが だっこしながら ねてるぅ。











ねてるのに  どーして わらってるのぉ?










そーじろーや あきらみたいに おおきな おくちは あけてないけど








くっ、くっ、くっ・・・ってわらってるよ。










るいの おかおを みてたら 






なんだか ぴかも わらいたく なってきちゃった。












わらうと たのしいね。













うれしいね。
















おおきな わらいごえも。












ちいさな わらいごえも。














みんなを しあわせにする すてきな まほう。














みぽこんちゃんも いっぱい わらうのかなぁ?











どんな おこえで わらうのなかぁ?













ぱぱみたいに。















ままみたいに。

















みんなみたいに。

















いっぱい わらうのかなぁ?



















はやく ”るいおーじ” みせたいなぁ^^













はやく わんぴーす みせたいなぁ^^












はやく ぶーけ わたしたいなぁ^^











たくさん おはなし できたらいいなぁ^^












たのしい ぱーてぃーに なるといいなぁ^^















はやく みぽこんちゃんに あいたいなぁ^^


















おしまい
















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☆あとがき☆



*淡雪〜Light snow〜 番外編・☆deja-vuみぽこんちゃん☆サイト開設1周年おめでとう記念作品^^

みぽこんちゃん、開設1周年おめでとうございまするヽ(☆´∀`☆)ノ
みぽこんちゃんは旧サイト時代に 何度かあしあとを残してくださったリーダーさまでした。
いつも温かいお言葉で しゃお☆しゃおを励ましてくださいました。
その みぽこんちゃんがサイトを開設したとお聞きしたのは今年の5月の終わりごろでした。
(オープンなさった時は、しゃお☆しゃおは妊娠中でサイトをほぼ休止状態でしたので)

相互リンクのお話をいただき 喜んで受けさせていただきました^^。
ただオープン記念で 何のお祝いも贈ることができなかったのが 
ちょっとした悔いでしたので・・・
今回このようなカタチで お祝いをさせていただくことにしました。
一気に書いたもので、駄文、駄文、駄文のかたまりの作品で、
献上するのも おこがましいのですが・・・
どーぞ妄想女の書下ろしを受け取ってくださいませ^^
そして これからもお互い、サイト運営頑張りましょう!





                       しゃお☆しゃおヽ(´・ω・`)ノ






☆みなさんへ☆

*いつも愛のポチをありがとです。
そして 待っていてくれてありがとう。
更新頑張りますねイ(o´∀`o)イ

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あげちゃいました | Top ▲

*The wind of the early summer TSUKUSHI side【に】

►2008/07/18 19:04 

         



地下の駐車場で 守衛のおじさんに「ライジング・サン」と告げると






一般客が利用するのとは また別の専用通路を案内された。







大きな機材を背負って堂々と中に入るのは 会場となったホテル側としては




いかんともしがたかったのだと思う。









外観はバロック建築を模した造り。







都内有数のホテルの中でも歴史が最も古いと称さる



 
世界に名を馳せた老舗ホテル。










そのホテルに自分が足を踏み入れるなんて 数時間前まで思いもしなかった。













サッサと先を歩く大男との差が どんどん開いていく。









ほんの数歩、後ろを歩いていたのに。









その背中がどんどん遠くなっていった。












それには2つの理由がある。










ひとつ目は・・・単に大男の足が長いこと。








ふたつ目は・・・あたしの足どりが重いということ。









おそらく後者の方が1番の理由だと思う。















果てしなく続く 迷路ような地下通路。








日本の大動脈の真下にいることを今更ながら実感。










さっきよりも あたしの胸の鼓動が かなりのペースで早くなってきている。









あの資料を見たときよりも ずっと。









先方からのキャンセルはないだろうか?







黒川さんのケータイが鳴るたびにずっと そんなことを思っていた。











・・・帰りたい。











・・・ここから逃げ出したい。














・・・でも どうやって?













・・・もう入り口は目の前なんだよ?












・・・あの扉を開けたら 引き返せなくなるんだよ?











・・・じゃあ、どうする?










・・・どうしたら ここから抜け出せる?














残された道はただひとつ。

















『牧野、どこへ行くんだ?』













・・・びっ、びくぅ・・・












あたしの不審な行動を野性の勘で察知したのか・・・







黒川さんがその場を立ち去ろうとしたあたしの背中を呼び止めた。
















『とっ・・・









トイレです』















引き攣った顔で振り返ると 顎を突き出し まさに仁王立ちの黒川さんが





あたしをじぃーっと見ていた。














『さっき 行ったばかりだろーが』











その顎はどんどん上を向いていく。













イライラしているときの黒川さんのクセ。








本人はおそらく気づいていないと思う。








同期の安部ちゃんに教えてもらったから あたしも知っているようなもので。















『おっ、おなかの調子が・・・』














『腹の調子だぁ?









そんなのありえねーな(断言)。








2日前に賞味期限が切れたパンを美味いって食ってたやつが






腹を下すなんて・・・』













・・・///うわっ、そんなこと憶えてるの?///・・・














『///しっ、失礼ですね!今はちゃんと日付確認して食べてますよっ///』













『逃げんなら この仕事を 全うしてからにしてくれ』














・・・えっ・・・










あたしの表情が固まる。





















冷静に。











義務的に。









ズリ落ちそうになった機材を もう一度肩に掛けなおしながら そう言った。










真剣にあたしを見据えて。

















『いいか?







ここで逃げたら 一生逃げっぱなしの人生だぞ?』













厳しく、そして優しく。















『終わったら俺もおまえと一緒に逃げてやるから・・・それまでの辛抱だ』
















・・・黒川さん・・・














『華の名誉のために言っておくが・・・








あいつはおまえに責任を押し付けたわけじゃねーからな』













『えっ?』













『あいつは今までどんなことがあっても 受けた仕事は絶対に







他の奴らに譲ったことがねーんだよ。








責任感が人一倍、強い女だからな。








そのあいつが 他の誰でもない、新米のおまえに任せるって聞いたときは








マジで焦ったよ。








内勤ばかりのおまえが取材なんて・・・しかも相手は大物だろ?







「絶対無理だ」って俺は言ったんだけどさ。








でもな、あいつはおまえに賭けてみたいって言ったんだ』












『かけ・・・る?』













『あぁ。






酔っ払ったおまえが 熱く仕事を語ったあの時のことをよく憶えていたんだとさ』














『う・・・そ。








だって あの時、千秋主任はいなかったはずじゃ・・・』












『ばーか。







月一の交流会の主催者は毎回、華だ。





途中からでも絶対に顔を出してんだよ。






憶えてないのはおまえが酔っ払いすぎってことだ』














『そっ・・・そうなん・・・ですか?





あたしはてっきり・・・』














・・・黒川さんだと・・・















『おまえなぁ〜






2年間何見てたんだよ?』














『す・・・みません』













『あいつさ・・・』











そう言いながら黒川さんがクスッと笑った。










・・・???・・・










『牧野のこと、昔の自分を見てるようだって笑ってたよ。





仕事に対する姿勢だとか、酒を飲みながら仕事を熱く語っちゃうところとか。








そんなこと・・・俺の方がずっと先に気づいてたけどな?』














・・・あたしが・・・









・・・主任に似てるだなんて・・・












『あいつが太鼓判を押してんだ、自信持てよ。






相手がどんな相手でも 俺たちと同じ人間だ。







社会で生きていくために肩書きが必要なだけ。







ただ、それだけだ。







街へひとりで飛び出したら そいつが地位の高い奴だなんて






その辺の奴らには わかんねーもんなんだよ。







つまり・・・”ただの人”ってことさ。







俺だって、こう見えて 一応大学教授の息子なんだぜ?









全然見えねーだろ?』












『えぇぇぇ!?』














『あのな、声がでけーんだよ!






見ろ、守衛が睨んでるぞ?』











『すっ、すみません』












『何だよ、その目・・・







疑いの眼差しだな?』


















・・・・ぴ〜んぽ〜ん・・・













『あ・・・いえ・・・その・・・』





















『一人息子で将来有望とされてたのは大学3年の冬までだ。








今じゃ 親の期待を裏切って 雑誌社のカメラマン。







簡単に言えば、親に見放されてる”放蕩息子”ってとこだな。










そう言えば、牧野が通ってた大学って”英徳”だったよな?』











『え・・・えぇ・・まぁ・・・一応・・・』














『そこに いなかったか?






黒川っていう白髪ジジイが』















『白髪ジジ・・イ?』










ジジイ・・・って。









ホント この人、口が悪いな。











でも、そんな人いたかな?














くろかわ・・・













クロカワ・・・










黒川・・・・











・・・ハッ!!!・・・












って、ことは・・・つまり・・・










『あのっ!









あのノー○ル賞を取った あのっ!?』
















『そんなに興奮すんなよ。





賞を取ったのは親父で、俺じゃねーし』













・・・信じられない・・・













・・・あの黒川教授の・・・













『あの親父も世の中に出れば 年金待ちのジジイにしか見えないだろ?








さっきの例えは こんな感じだ』














『は・・・はぁ・・・』










・・・あのぉ・・・








・・・あのですね?・・・










・・・あたしが逃げたい理由は”そこ”じゃないんです・・・















『とにかく やることはやろーぜ?





おまえも立派な社会人だろ?』












『それって 主任の受け売りですね』














『そうだったか?








つーか、おまえがこれを持て。






先輩の俺がこんなに荷物を抱えているのは 絶対におかしい』









ドスっと音が出るような重い機材を軽々とあたしの両手に預け にまぁ〜っと笑った。










まるで悪魔の微笑みっ!











『ちょっ、ちょっと待ってください・・・よ。







この機材重すぎ・・・で・・す』














『気をつけろよ?








高級外車が買えるぐらいのもんだからよ。








壊したら弁償だぞ?』















『そっ、そんな・・・』
















『これで逃げられねーな?』














『ひっ、ひどいですよ、黒川さん・・・








って、








ちょっ、ちょっと待ってくださいよぉ』














結局、荷物持ちをさせられたあたしに逃げる余裕なんて もうどこにもなかった。









機材に人質にとられたような気分。











指定された部屋に入ると・・・







いかにも真面目、七三に分けた ライジング・サン本社のお偉方や、







先方の関係者がピリピリしたムードであたしたちを出迎えた。













「遅いじゃないか?」と言わんばかりの顔で。












顔を合わせるなり 挨拶はそこそこに








取材の内容の確認、あーたら、こーたら、くれぐれも粗相がないように・・・と







口が酸っぱくなるほど言われた。









「まったく・・・言いたい放題ですね」と姿が見えなくなったすきに








ブツブツ言っているあたしに黒川さんは「いつものことだ、気にすんな」とサラリと言った。







そしてぼそっと・・・






「何かあったとき クビを切りやすいのは 本社よりも支社の奴だからな・・・」とも。












だから・・・







目の上のたんこぶ的存在の千秋主任に 厄介な仕事を押し付けたんだろうな。








代理で来た あたしが失敗したら どっちにしろ主任に非を被せるつもりなのだろう。











あたしの顔を見るなり 「君はまだ ひよっこちゃんだね?」って言った






あのハゲ部長めっ。










だんだんムカついてきた!










絶対に鼻を明かしてやるっ!!!











あたしの将来性をかけてくれた主任のためにも。











さっきまで あれほど逃げたいと思っていたのが嘘のよう。











雑草パワー復活!











主任や黒川さんの言うとおり 社会人として責任を果たさなくちゃならない。










あたしは ”ライジング・サン”の編集部の代表としてここに来たんだ。











公私混同している暇はないんだ。












相手が誰であろうと。













会いたくない相手だろうとも。










もう逃げない。










逃げたりしない。









これから何が待ち構えていようとも。












絶対に逃げたりしない。

















『先方が到着したそうだ。





何度も言うが失礼のないように』


























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☆あとがき☆


更新のんびりでゴメンなさいです^^;
今回も本編があまりにもお粗末なため、書き下ろしです。
誤字脱字、変なトコなど 後ほど修正予定です。


マイペースで書こうと思えるようになってから 心が楽になりました。
たくさんの拍手・そしてコメントどうもありがとうございました^^
皆様のお優しい気持ちに触れ、涙がでました。
しゃお☆しゃおは皆様に支えられていると改めて実感しました。
たとえ、足を運んでくださる方が減ったとしても 1人でも遊びに来てくださる方が居る限り
二次小説頑張ります^^
これが皆様への恩返しですから。
たまに落ち込むときもありますが、その時はまた励ましてくださいね。(←ずうずうしい)



それでは また次回の更新でお会いしましょう!

PS・・・
すっごくいい報告が昨日メールで届きました^^



しゃお☆しゃお

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The wind of the early summer TSUKUSHI side | Top ▲

*The wind of the early summer TSUKUSHI side【いち】

►2008/07/14 11:33 

就職してから 早2年が経とうとしている。











折りしも就職難と騒がれた時代だっただけに 






第一希望の会社に内定が決まったときは





家族全員 ”ミラクルだ!!!”って とにかくお祭り騒ぎだった。









一番驚いたのは このあたし。








コネもなかったし、 ましてや”あの力”など借りることもなかったし。







就職できたことはあたしにとって人生の転機だと思った。









メンタル的にも いいきっかけになると思った。











これから社会人として、人間として





新しい、見えない何かに心躍らせていた。
















配属されたのは 日本の中枢にある本社ではなく 





そこから電車で40分ほどの支社だった。











田舎・・・といったら語弊があるかもしれないけど






空気も環境も 住んでいたところとは全く違うし ある意味新鮮だった。









自転車を ほんのちょっと漕げば 森林公園にも行けるし、




魚釣りできる河原だってある。










入社当時はバリバリのキャリアウーマンを目指していたけれど、






のどかで、あまり慌しくない この場所があたしには合ってるんじゃないかって






2年目にして ようやく思い始めている。









常に業界では トップクラスの本社。









それに比べて 支社は・・・というと。










本社が請け負えないものが回ってくる・・・








言わば雑用的な存在だ。












あちこちのデスクに散在する書類の山。










飲みかけのマグ。







喫煙室には 山盛りの吸殻。









窓際のソファーでは徹夜していた同僚が 大きないびきをかいているし。









こんなのは日常茶飯事で、本社とは比べ物にならないぐらいの乱雑ぶり。










同僚や上司も 皆、個性的な人ばかりで 最初は戸惑ったけれど






すぐに打ち解けることができた。













睡眠不足は当たり前だけど 最近仕事に 面白みをもてるようになってきたから





結構充実している方だと思う。










仕事に集中することができれば 





些細なことを考えずにすむし・・・ね?











この会社に入って 一番有難かったのは 住むところだった。






社員寮ではないけれど、会社がアパートを管理してるから




格安で入居することができた。









敷金礼金もないし、光熱費だって会社が負担してくれてる。









支払いは家賃の半額だけでいいし。












通うとなると 何かと 時間的にも支障が出そうだったし、





何よりあの狭いアパートに 親子4人ともなると さすがにきついと思った。










確かに まだ社会人として未熟ではあるけれど






貧しいながらも あの高校を卒業させてくれた両親に 






いつか必ず恩返ししたいと思っている。










そしていつかまた一緒に暮らせる日を夢見て。




















『牧野、行くぞ』













『えっ?』











『え?じゃねーよ。







いいから早く用意しろ。待たせんな』











肩に機材を引っ掛けた無精ひげが 






お茶汲みを一通り終えたあたしに声をかけてきた。











がたいが良いとは この人のことを言うのだろう。









身長もおそらく190はあると思う。










若い頃 何かスポーツをやっていたって感じの30代前半。









けど・・・








いきなり「早く用意しろと」とぶっきら棒に言われても・・・








何のことなのか さっぱり。










『行くぞって・・・どこへですか?』









『取材だよ、取材』








時間を気にしているのか しきりに中央に掛けられている時計を見ている。








『え、でも あたし取材なんて・・・





今日中に 仕上げなければいけない仕事もありますし・・・』











取材なんて新人時代2〜3度見習いでついて行ったことがあるぐらいだ。






内勤ばかりだったから 外回りとかは 全くもって皆無。










『牧野さん 悪いんだけど 私、これから 別の取材に行くことになっちゃったのよ。





だから この仕事あなたが行ってくれる?』











千秋主任が奥の資料室から出てくるなり  そう言った。






準備で忙しいのか 手を休めることはない。








千秋主任は あたしが最も憧れている理想の女性だ。








もともとは本社にいたらしいんだけど・・・






お偉方をやりこめたらしく 4年前 ここに左遷になったという噂。








とにかく じっと座っていられないみたいで まず顔を合わせることがない。








日夜 あちこち飛び回っている いわばキャリアウーマンなのだ。









ちなみに カメラマンである無精ひげとは同期らしい。















『あ・・・でも・・・』















『あなたしか もういないのよ。






他にも何人か頼んだんだけどね』











『はぁ』









・・・で・・巡り巡って 下っ端の あたしですか?・・・










『とにかくお願い。





早く準備なさい。あなたの仕事は 他に任せてあるから大丈夫』










『でっ、でも』














『”でも”は無しよ。




あなたは立派な社会人でしょ?




これから どんどん仕事をこなさなきゃならないの。





ここに入った以上、仕事を選んでる余裕はないのよ?』












『主任、新幹線に間に合いません!』













『えぇ、今 行くわ。






じゃあ、これから大阪に行かなきゃならないから。






後は、黒川に頼んであるから よろしくね』











・・そっ、・・・そんなぁ・・・















『牧野、何やってんだ!早く来い』












『ほら、鬼が待ってるわよ』











『まきのぉぉぉ!!!』















『はっ、はい!』































急遽 あたしは千秋主任の代わりに取材に行くことになってしまった。










どこで?









だれと?







どんな話をしろっていうの?










そんなことも分からずに 流されるまま車に乗り込んしまった あたし。







どうやら都内に向かっているようだ。







高速道路に入ったのはすでに1時間前。










渋滞するのは当たり前らしいのだけど、






お金を払っているのに このスローな状況はどうしても腑に落ちない。



















久しぶりに見た高層ビルの森。







車からその景色を眺めながら それほど遠くはない過去を思い出す。







大学まで通っていたバス。






帰りがけに立ち寄ったコーヒーショップ。







笑い声・・・








そして笑顔。













すべてここにあった。











あたしの大切な思い出たちが。








そして 忘れてしまいたい過去が。












ここに。





















『あの・・・』













『なんだ?便所でも行きたくなったか?』











『ちっ、違います。






そうじゃなくて・・・ですね。






取材って ・・・どんな取材なんですか?』














『あぁ、それなら 華(はな)から預かったのが後ろの荷物に入ってる』
















『はい、わかりました』













・・・それを早く言ってくださいよ。時間無駄にしちゃったじゃないですかっ・・・













心の中でブツブツ文句を言いつつも 笑顔で接するあたし。













華・・・とは千秋主任の下の名前だ。






無精ひげこと、黒川篤志はいつも主任をこう呼んでいる。














『本社で ようやく取材にこぎつけたらしいんだけどな、





受ける本人が大の取材嫌いなんだとさ。






本社の奴らには手におえなくて 華に頼んだらしい』













『な・・・なるほど』















・・・参ったな・・そういう相手だなんて・・・








・・・苦情があっても あたしには対処できませんよ?・・・














『まぁ、頑張れよ。







政経希望だったんだろ?』
















『えっ?





どうして知ってるんですか?』
















『知ってるも何も・・・





歓迎会で おまえ みんなの前で散々言ってたしな』













『えっ?あたしそんなこと・・・』














『しかも すげー酔っ払って俺に絡んでたし』













・・・憶えてない・・・









・・・あぁ・・そうか・・・












・・・あの頃のあたしは・・・








・・・過去から逃げようと必死だった・・・














『とにかく 華がまとめた資料 頭に入れておけ』












『はっ、はい』











後部座席の片隅に置いてある それらしき黒いバッグから 







ひょっこり頭を出している 資料の束を手に取り パラパラとめくった。













『その様子じゃ、この前の飲み会でのことも忘れてるよな?』

















1週間前の月一の飲み会のことを言ってるんだと思った。







お酒に弱いあたしは 記憶が飛んでしまうことがよくあって。






その日も気づけば ベッドの上だった。






同じアパートに入っている同僚に またお世話になったらしい。














『そっ、そんなことないですよっ!





憶えてますよ、ちゃんと・・・』














図星だっただけに 今度はあたしが苦笑する番だった。












黒川さんは「じゃあ、言ってみろよ」と 耳にかけていたタバコを咥えた。















その時だった。












あたしの指がそこで止まったのは。










指だけじゃない 何もかも・・・が。

















『どうした?』

















『あ・・・いいえ・・・別に何も』
















震える声で そう答えるのが精一杯だった。













『なんだ。もうビビっちまったのか?







おまえらしくねーな。







まぁ、仕方ねーか。 相手が相手だしな。』










からかうように あたしの頭を2、3度軽くたたくと 








「おっと、ここで降りるんだった」と慌ててハンドルを切った。












ようやく渋滞から解放され、本来なら ホッと一息をつくのだろうけど、







降りたことすらも 気づかなかった。













動揺する 心。












震えるくちびる。











心臓の音がやけに騒がしかった。



















刻、一刻と その時は どんどん迫っている。








あたしがどんなに願っても それを止めることはできない。











今すぐにでも逃げ出したいという衝動にかられ、





手にした資料を もう一度 ぎゅうっと握りしめた。



















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☆あとがき☆


The wind of the early summer TSUKUSHI side【いち】をやっとUPしました。
この作品は完結済みなのですが あまりにもお粗末なので 加筆修正することにしました。
これは ほぼ書き下ろしのようなものです。
誤字脱字 のちほど修正させていただきます。
とりあえずUPということでお許しください。

それから・・・
なかなか更新できなくてゴメンなさいです^^;
実は正直言うとスランプでした。
昨日まで。
書きたいのに書けない。
直したいのに直せない。
もう限界でした。つくしの逃げ出したい衝動・・・まさしくしゃお☆しゃおでした。
どうやら自分にプレッシャーかけ過ぎていたようです。
やりたいことがあってもなかなか進まなかったのもあるかもしれません。
あれほど楽しく・・・がモットーだったのに。

でも皆様からの愛の拍手や非公開希望の方々からのメッセージで救われました。
本当に有難うございました^^
徐々に浮上いたします。
これからもマイペースで頑張りますので応援宜しくお願いしまする^^



しゃお☆しゃお







〜続きよんじゃう?〜

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*The wind of the early summer TSUKUSHI side【prologue】

►2008/07/09 10:41 

もしも あの時・・・










この手をちゃんと伸ばしていたなら・・・








恋は永遠に続いていたのかな?










やっと向き合えたのに・・・









素直になれたのに・・・











その手を離してしまった。












手を離せば楽になれると思ってた・・・












忘れられると思ってた・・・












なのに・・・












こんなに切ないとは思わなかった・・・










苦しいとは思わなかった・・・













どんなに辛くても・・・











未来が見えなくても・・・










手を伸ばしてた方が楽だったってことに 今頃気づくなんて・・・
















零れ落ちてしまった時間たちは・・・










手繰り寄せても・・・











引き寄せても・・・











もう二度と戻らないというのに・・・



















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☆あとがき☆


*The wind of the early summer TSUKUSHI sideをUPさせていただきました^^。
この作品はしゃお☆しゃおが書いた記念すべき?第1作目です。
今回は【prologue】ですので短めとなっておりまする^^。

つくし、司、類・・・それぞれの視点で書いています。
きっと普通なら短編から書き始めるのかもしれませんが・・・
しゃお☆しゃおは最初から長編・・・しかも3視点・・・
無謀でしたよね、ホント。
今思えば・・・なんて恐ろしいことを・・・っていう感じです。

読み返すと笑っちゃうぐらいの駄文です。
こんな駄文でも宜しければ これからちょこちょことUPさせていただきます。

この前にも書きましたが・・・
一気に連載作品をUPできないかもしれないです。
(今日はこのお話・・・次はあの話・・・という風にUPするかも)


*メッセージフォームに 心温まる一言をありがとうございました^^。
いずれも非公開希望の方々でいらっしゃるので こちらでお礼を申し上げさせていただきます。
正直、ここのところ 行き詰っておりまして・・・なかなか指が動きませんでしたが・・・
激励のお言葉をいただき ようやく浮上いたしました。
これからも皆様のお言葉を支えに頑張っていこうと思いますので・・・
励ましのメッセージよろしくお願いします^^。





〜続きへGO!〜



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えぇ〜っと・・・ですね?

►2008/07/07 08:58 

どーもです^^
管理人のしゃお☆しゃおです。
またまた更新じゃなくてゴメンなさいです。
書き下ろしの作品がちょこちょこと顔を出している今日この頃です。

本当なら【A day of the winter】を更新したいのですが、
まだ修正と加筆が進んでおりません。
なので違う作品を先にUPするかもしれません。

*キスの温度(続き)
*淡雪の第2部(未完)
*The wind of the early summer(一番最初に書いた作品)
*新たに書き下ろし

修正していると行き詰まってしまうことがあるんですよね。
今まで一気に完結作品をUPしてまいりましたが・・・
これからはバラバラにUPする可能性大です。
モチベーションを常に上げていたいので 読みにくいかもしれませんが
お許しを^^;


それから・・・
短い間でしたが0574ランキングを卒業させていただきます。
愛のポチどうもありがとうございました^^
これからもサイト運営頑張りますので、お時間があるときにでも どうぞ^^
明日には登録削除になっていると思います。


それから、それから・・・
HPにメッセージフォームを設けさせていただきました。
ご感想などありましたら気軽に書き書きしてくださいね。
なんだか、昔の【あしあと帳】みたいですね。



それでは、しゃお☆しゃおでした^^









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red sign*〜flower vase〜 (書き下ろし^^)

►2008/07/04 00:59 

【TSUKUSHI red sign*】









扉を開けた向こう側。






あれほど鮮やかだったオレンジが 星空と入れ替わるように




静かに身を潜めてしまった。












夜空を 美しく彩る星たち。








昨日の空と 同じだなんて信じられないほど クリアーに見える。










左の薬指には2年越しのプラチナ。







それが控えめだと気づいたのは 指輪交換のときだった。







あたしの性格をよーく把握してくれてたんだなって・・・思わず感心しちゃったよ。









照れくさそうに、「絶対外すんじゃねーぞ?」とあたしの手を取った新郎。








美作さんに「逆、逆!そっちは右手だ」って つっこまれて






「うっせーなっ!分かってんだよっ!」と 逆ギレ。









こんなに緊張した新郎を見たのは初めてだったかも。










思わずふきだしそうになったけど、それを堪えて 左手を差し出した あたし。










やがてスッと、何の迷いもなくそれが おさまると 





新郎はホッとしたのか 「これからも ヨロシクな」とあたしの薬指にキスをした。





















そして・・・








無事に?式を終えて これから新郎の別荘に行くことになった。









滋さんたちは パーティーの準備とかで あたしたちよりも早く教会を出ているから




もうそろそろ到着してる頃だと思う。










ハチャメチャな式だったけど、どんな豪華な結婚式よりも




心温まる素晴らしいものだった。









あたしの”人生劇場トップ3”に入っちゃうんじゃないかってぐらいに。

(もちろんNOー1は あいつと出逢ったこと)















用意されたリムジンに乗り込んでから しばらく経ったけど 





隣の新郎は  さっきから ぷぅっとふくれている。










やっぱり アランの ”あの一言”が原因なのかな?








それとも あたしが もたもたしていたせい?












その理由が 分からなくて とりあえず ほとぼり冷めるまで





放っておくことにした。










・・・触らぬ神に祟りなし・・・















『なぁ』












『えっ?』











夜空を見つめていたあたしに 突然声をかけてきた新郎。








声はやっぱり不機嫌そう。







っていうか、拗ねてるような。















『なんで?』











『え・・・っと・・・何・・・が?』












眉をひそめ 腕組み。






その姿はまさに ”俺様”。












『なんで 着替えてんだよ』












『へっ?』











『へっ?じゃねーよ。




すげードレス似合ってたのに、着替えてくることねーだろ?』










///似合ってたのに・・・って///










・・・ぷっ・・・










あんたが怒ってたのは・・・「そこ」だったの?


















『だって これからパーティーでしょ?




汚したくなかったんだもん』













『ったく。





そもそも パーティーなんて あいつらだけでやればいいんだよ』















『あのね。





みんなが あたしたちのために祝ってくれるって言うのよ?





しかも結婚式まで用意してくれて。




感謝しないとバチが当たるわよ』











『ふんっ』











隣で ブツブツ文句を言っている新郎は 結局2年前と全然変わっていない。







むしろ 子供っぽくなっているような・・・









けど・・・









安心した。









あたしが好きになった そのままの姿でいてくれたから。













『ねぇ、それより。






さっきから 気になってたんだけど・・・』














『あ?』













『手に持ってるの、それ何?』











薄っぺらなカードを指摘すると 新郎はハッとしたように




慌ててそれをポケットにしまった。












『///こっ、これは・・・その、つまり・・・アレだよ///』













『アレ?





アレって・・・何?』













『///だからアレだよ、アレ///』












『だから、何なの?って訊いてるの、こっちが。






それに何で赤くなってんのよ?』














『///なってねーよっ///』
















『あぁ!わかった!




西門さんが言ってたアレ?』










そういえば、式が終わったときに言われたんだった。











『///そっ、総二郎が もう言っちまったのかよっ?///』












『うん、お楽しみカード渡しておいたって』













『///おっ、お楽しみカード!?






って・・・







まっ、まぁ・・・ある意味 お楽しみ・・だけどよ。





でも おまえその意味わかってんのかよ?///』











『えっ?』













『///なっ、なんでもねーよ///』











・・・何で、声が裏返ってんのよ?・・・









・・・変な、道明寺・・・


























【TSUKASA red sign*】









しかし、今日は慌しかったな。







めまぐるしく 一気に2年分を取り返したような気がする。









まさか 式まで挙げるとは思わなかったしな。









あのアランっていうヤツには すっげームカついたけど・・・









でも こうして 牧野が隣にいるだけで すげー幸せだ。







癒されるし、満たされる。









昨夜・・・









もとい。










朝方までヤケ酒してたのが嘘みたいだぜ。









今 まさに幸せの絶頂。










けど、 やっぱり湧き上がるのが「独占欲」。











せっかく総二郎たちに ”アレ”をもらったのに 何で別荘でパーティーなんだよ?







・・・滋、もう少し気ィ遣えよなっ!!!(Max怒)・・・

















『つくしちゃ〜ん!おめでとぉぉぉ^^』











ドアを開けた瞬間 中から聞き覚えのある声が。











『えっ・えっ・えっ・・・おっ、おね・・・』












『今日というこの日を ず〜っと お姉さん待ってたのよぉ〜^^






バカで、サイテーで、わがままで、自己中な弟だけど どうぞヨロシクね^^』














それが姉が言う言葉かよっ(怒)。












『誰が、自己中なんだよっ』












『あんたよ、あ・ん・た。






他に誰がいるっていうのよ?』












『くぅぅぅ』













『お姉さん、これからも どうぞ宜しくお願いします』











『もちろんよ、つくしちゃん^^






さぁ、どうぞ 中に入って。みんなお待ちかねよ^^』












・・・つーか、何でねーちゃんが牧野を連れて行くんだよ?・・・









・・・俺の牧野なんだからなっ!・・・








・・・しかも 今日から俺のつ・・・つ・・・つ・・・まなんだからなっ・・・
















ソファに深く腰を下ろし、今も尚 牧野を独占し続ける姉。











牧野を挟むようにして・・・












何故か・・・滋。










・・・何なんだよ?おまえら!!!・・・










・・・女同士いちゃつきやがってっ!!!・・・













『司、あんた何むくれてんのよ?







そんなところ 立ってないで 座ったら?』














・・・っせーなっ!・・・
















『何なら 滋ちゃんの隣へどーぞ^^』












誰が隣に座るかってーのっ!






ふつー、おまえが遠慮すんだろ、滋。















『あ、そうそう。





ここに来る前に お母様のところへ立ち寄ったのよ』













『ババアんとこ?』















『重要な会議に穴をあけたって かなりご立腹だったわよ?』












『あっ、そ』














俺にとって 会議など無意味だったからな。






今日という日は二度と戻ってこねーんだよ。














『でもね・・・






ホッとなさってたわ』















『?』















『あんたとつくしちゃんのこと。





お母様、ああ見えて つくしちゃんのこと かなり気に入ってるみたいね』














『俺の見る目があったってことは ようやく証明されたってわけだ』
















『ひとりの女を捉まえられないようじゃ





道明寺家の後継者が務まるわけがないとも仰ってたわ』















『なっ、なんだよ、それ』















『私もそう思ってたし』

















『チッ』














『近いうちに ご挨拶なさいね。




お父様も つくしちゃんに会えるのを楽しみにしてたわよ』















『おぉ、言われなくても そうするわ』













『もう これで肩の荷が下りたわよ。





何年、ハラハラさせられたことか。






この2年は特にね』
















・・・そこ強調すんなってーの!・・・











まぁ、確かに ねーちゃんにも迷惑かけたし。






誰よりも俺達の幸せをずっと願ってくれたから。






ねーちゃんのためにも牧野を幸せにしなくちゃな。

















『そーだ、忘れるところだった。





つくしちゃんに たくさんお土産が持ってきたのよ。







隣の部屋に運ばせておいたから 






これから着るドレスでも選びましょうよ^^』











『あ・・・え・・・あ、はい』











俺をチラッと見ながら 曖昧な返事をする牧野。













『そんなの 後でいーだろ?












・・・って、おまえら無視かよっ!』













俺のことなど 全然お構いナシの姉・椿。








最大の理解者であり、最大のライバル。












『司、ねーちゃんに随分強気だけどさ・・・』













『何だよ、あきら』













『早く逃げた方がいいんじゃねーの?』














・・・はっ?・・・













『何で、俺様が逃げなくちゃなんねーんだよ?







第一、ここは俺んちだぜ?意味わかんねーし』
















『胸に手を当てて よーく思い出してみ?』















『はぁ?





何で胸に手を当てなくちゃなんねーんだよ』















『キャーッ!!!!!!』













『なっ、なんだ?今の悲鳴はよ』














『ねーちゃんじゃないの?』
















『うぉっ、いつのまに隣に居たんだよ、類』















『俺も逃げた方がいいと思うよ、司くん』














・・・総二郎、おまえまで・・・













『だから、おまえら何が言いたいんだよ?






俺に逃げる理由なんて ひとつもねーんだよ』


















『昨日』















『昨日?





それがどーしたっていうんだよ?、類』

















『割っちゃったんだよね』
















『割っちゃったって 何をだよ?』














何が言いたいのか さっぱり わかんねーよ。











何なんだよ?割っちゃったって・・・














割っちゃった・・・












割っちゃった・・・












割っちゃったって・・・














・・・・・サァァァァァ・・・・・
























『つかさっ! あんたでしょぉぉぉ!!!!!!』























くそぉぉぉ!!!!!!!!







もっと早く 言えよな、おまえらっ!







遠まわしの カーブじゃ わかんねーんだよ!









やっぱり何事にもストレートじゃなきゃな?










これからも ずっと 直球勝負で行くぜ?牧野。









全力でおまえを守り、そして愛していくからな。










もう絶対 その手を離さねーから 覚悟しろよ。










たとえ 今夜 カードキーが使えないとしても。 










これから 二年分の愛を じっくりと味あわせてやるよ。









いや、それ以上かな。









俺たちには たくさんの夜が 待ってんだからさ。






















*この後、俺が半殺しになったのは言うまでもない。












つづく・・・?







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☆あとがき☆



書き下ろしました、やっと。

一気に書いたので 何だかもの足りなさを感じておりますが・・・

こんな程度でしか書けないしゃお☆しゃおをお許しくださいませ^^;

誤字脱字・変なトコ 直す予定・・・ありです。多分^^;

red sign TSUKASA side2を読んでいただければ この番外編に繋がりますよ。


ショック・・・ショックなことがありました。

ケータイを・・・

洗濯機で洗っちゃいましたΣ( ̄Д ̄lll)・・・・

アドレスなんて どーでもなりますが・・・

画像が・・・

動画が・・・

ハァ・・・

気絶もんです(´Д`|||) アウ〜








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更新じゃなくてゴメンなさいです^^;

►2008/07/01 16:38 

久しぶりに ちょっと書いてみようと思います。

いつも遊びに来てくださって本当にありがとうゴザイマスヽ(*´∀`*)ノ
そして愛のポチもいっぱいありがとです♪
おとといは60も拍手いただいちゃいましたよ。
多分一気に読んでくださった方だと思うのですが、本当に嬉しかったです!


ちょうど今・・・
A day of the winterをUPしておりますが(本編は完結済み)・・・
本編では書かなかったところを もうちょっと事細かに書いてみようと思っています。
なので 更新がちょっと遅れ気味になってしまいますが お許しを。
今回は類が突っ走ってますね^^
「宣戦布告だ、司」・・・・なんてところは特に。
どーなっちゃうんでしょうかね。
このトライアングルな関係は。
この前のあとがきにも書きましたが・・・
ここで上手くまとめないと、続編の【いつもふたりで】に繋がらなくなってしまうんですよね。
大丈夫なのか自分でも冷や汗ですよ、ハイ。



そうそう・・・
淡雪の本編もそろそろ修正してHPにUPしたいですねぇ。
(テキストブログにちょっと不満があるので)
なのに なかなか進まないのが現状です(´Д`|||)。
何やってんのよ、しゃお☆しゃお!って感じです。

ただ今、【red sign番外編】を書いています。
前回は総優でしたが 今回は うふふ!?です。
あまり期待しないで下さいね(´Д`;)。



そろそろ・・・
恋愛小説のほうもスタートしようかと思っています。
やはり しゃお☆しゃおの原点は恋愛小説ですから^^
一応お話はあるんですけどね・・・これがまた進まない。
もう、書きたくてうずうずしてるのに(。>д<。)。。



それから、それから・・・
0574ランキングいつも応援ありがとうございまする。
ランキング登録をとりあえず1ヶ月って 最初から決めていました。
HP復活したということをお知らせしたかっただけでしたので。
予定では7月7日あたり削除させていただこうかと思っています。
ずうずうしいのは山々なのですが・・・
http://lovers-kiss.bitter.jp/をお気に入りに加えてくだされば
☆・゚:*メッチャ(´ω`*人)ゥレシーです。
短い間でしたが応援ありがとうございました。
ブログランキングはとりあえず現状維持の予定です。
一応メインですので ご了承くださいませ。



やりたいことは山ほどあるのに
時間が足りないしゃお☆しゃおでした|´д`)ノバィバイバィ









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|更新情報|・ω・`)ノ

7/27*しゃお☆しゃおのひとりごとのような。

ヾ(о-ω・)ノ⌒★ おはなしについて・・・

BlogでUPしたお話はHPに収納する際 ほとんど修正しております。内容が多少異なりますのでご了承くださいませ^^

|ひとこと|・ω・`)ノ

いつも拍手&愛のポチをありがとーです^^毎日どのお話かしら ポチっとしていただいているのでホント嬉しいですよ♪忘れかけていたようなお話にポチっとしていただけるなんて・・・ 管理人冥利につきまする^^

|sun and moon|・ω・`)ノ

しゃお☆しゃお

Author:しゃお☆しゃお
『花より男子』の二次小説を書いております。
旧HP・sun and moon。この度、HP復活しました。こちらは原作者様・出版社様各位には一切関係ございません。
苦情・荒し・誹謗・中傷などの行為はご遠慮くださいますよう宜しくお願い致します。
文章などの無断転載は禁じさせていただいております。
駄文ばかりですが・・・それでもOKというお方はどうぞ^^
Copyright(C)2006-2008 Sun and Moon All rights reserved.

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  • 短いようで長めなお話・The temperature of the kiss〜キスの温度〜 (32)
  • temperature of the kiss〜キスの温度〜番外編 (3)
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  • red sign(TSUKASA side) (10)
  • red sign・番外編 (3)
  • 長めなお話・Light snow〜淡雪〜 (34)
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  • The wind of the early summer TSUKUSHI side (3)
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  • *The wind of the early summer TSUKUSHI side【いち】 (07/14)
  • *The wind of the early summer TSUKUSHI side【prologue】 (07/09)

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